2020年 早稲田大学鋳物研究所スキー部長談話

愛読者各位

あけましておめでとうございます。

今年もご愛読ください。

本日、日本にいます。

この数年、

中国を中心にアジア諸国を歩いています。

問題の無い国はありません。

中国をはじめ各国の街角には、

喧騒があります。

人の怒声、話声、車の音、人の臭い、悪臭を含む色んなにおい。

日本にはそれが感じられません。

そう、人がいないみたい。

飢えることなく、

欲しいものは無いか諦め、

明日の可能性をも諦め、

過去の成長の遺産と惰性で生きている。

少子高齢化という合言葉に騙されてはいけない。

働き方改革？

働かせ方改革ではないか。

パワハラ、セクハラ、何とかハラ。

ハラハラしちゃう。

経済成長の果てに行きついたところがこれです。

人の価値を測る尺度が一元的で窮屈。

現代人がさらに成長ではなく、

進歩するためには、

”人として・・・”の感覚を取り戻すことです。

今年、60歳を迎える私は、

頭の中、

身体、

本、

人間関係

仕事等を棚卸しています。

あと20年くらいの人生。

この世を楽しんで人間を終えたいと思ってます。

2020年元旦

早稲田大学鋳物研究所スキー部長。