ハゲタカ 北関東アルミ編 第五回 「王を助けろ!」 [北関東アルミニウム工業]
中国系巨大ファウンド”赤いアルミ”による北関東アルミの買収を阻止すべく、一人闘うDr.Super-G(以下DRSG)。
赤いアルミの真の目的は、北関東アルミの買収ではなく、
JET VTOL20XXの特殊アルミ合金の技術情報だった。
危機が迫る王(ワン)。
彼を助けるために、DRSGは電話をかけた。
その相手は、移動中の米国大統領、
バラック・オハラであった。
DRSG「あ、俺だ。100切ったかい?」
オハラ「いや、いや、それどころじゃ。娘のMISIAを風呂に入れなきゃならないなんかで、ゴルフやってらんない。ワイフのCHACOがうるさいんだ。」
DRSG「こないだの、プラハはよかった。ケネディー気取りだな。日本の反核団体は君が大好きさ。大いなる勘違いだろうが・・・」
オハラ「で、何だい? 今日は。 これからエアフォース1だ。」
DRSG「王が赤いアルミに狙われている。助けてくれ。」
オハラ「何だって! あいつ今、KLじゃないのか? 分かった。すぐに対応する。機上からもモニターする。 俺は、王から水煮魚を奢ってもらう約束あるんでね。」
オハラ大統領とDRSGは、
若い頃、東ヨーロッパで共に学んだ仲であった。
先日のプラハでの非核化へのスピーチは、
DRSGとの約束でもあった。
オハラの指示を受けたNSAは、
王の携帯電話から発する電波を探知。
王の救出と保護をシークレットサービスに依頼した。
大統領は、すぐに指示した。
その頃、王は、
ここで、
三ツ星フレンチを楽しんでいた。
そこへ、米国のシークレットサービスが急行。
王は、無事保護された。
収容先の六本木の米国大使館に急行するDRSG。
再会する二人。
DRSG「バカヤロウ、おまえ、殺されるところだったんだぞ!」
王「知ってるさ。あいつらは、JET VTOLの機体材料の情報が欲しいんだ。だから、潜入して阻止を計画したんだ。やつらの情報はこの中に入ってる。さあ、逆襲だ。」
DRSG「ごめんだね、それは俺たちの仕事じゃない。それは、オハラにやってもらう。」
DRSGは、王が出したICチップを米国大使館員(CIA)に渡し、こう言った。
「オハラによろしくな。クラブは5本で十分だ、次は天津に来いと伝えてくれ。」
こんな裏の闘いの一方で、
北関東アルミ買収の話がマスコミで取りあげられ、
従業員は不安の日々を過ごしていた。
DRSGは、王と一緒に北関東アルミへ行くことを決めた。
その目的は、同社の業績を上げるためであった。
しかし、その現場で見たものは・・・
(北関東アルミは、あなたの心の中にあります。)
http://hagetaka-movie.jp/index.html
オバマならぬオハラ大統領まで登場し、一段とスケールが大きくなりましたね。
ただ、そのせいで、このシリーズは事実なのか小説なのか判断がつかず、nice! を付けかねています。
次回以降も静観します。
by Hirosuke (2009-06-04 12:20)
北関東アルミは、あなたの心の中にあります。
by 早稲田大学鋳物研究所スキー部長 (2009-06-04 22:22)