「?」な日本語 [プレゼン]
「電話があったことをお伝えください。」って、言う人いますよね。
これって、変だと思いませんか?
電話した相手が不在の場合によく使う決まり文句ですが・・・
相手にどう動いて欲しいか全くわかりません。
折り返し電話が欲しいのか?
ただ、電話しただけなのか・・・
プレゼンでも同様なケースがあります。
スタバでたまたま聞いた会話から、考え込みました。
プレゼン 本当に大切なこと・・・ [プレゼン]
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/
みなさん、プレゼンうまい人ばかり。
これを見れば、プレゼン能力が上がるわけでもなく。。。
プレゼンが上手いと言われるソニーの新社長。
プロンプターを使って、
身振り手振りで
格好よくプレゼンしても。。。
ソニーに関わる人々の心を動かしたでしょうか・・・
新社長の英語は上手い。
でも、経営難の会社を立て直すのは、
上手いプレゼンでも
ビジネススクールで教えてくれる科目でもありません。
地道に、愚鈍に、根気強く、
お客様、従業員、株主を含む多くの人々と
対話する言葉をもつことです。
これができて、
初めて「スーパープレゼンテーション」になるのです。
大学教員よ、パワーポイントを捨てよ! [プレゼン]
今、大学の授業でパワーポイントが主流です。
でも、授業は、プレゼンではありません。
立て板に水のごとき話すプレゼンではない。
黒板ホワイトボードに言いたいことを表現し、
学生の中に入り、
彼らを感じ、
自身の生の声で教え、
学生と対話する。
そして、学生と知を創造し、
希望の灯りをともす。
これが最高学府の役割です。
パワーポイントの資料は、
一見きれいですが、
感動を生む可能性はゼロです。
学生を感動させるのは、
教員の板書、声、身振り、
そこに教員自身がいたことです。
これを理解している大学教員の少なさを危惧しています。
教員は、パワーポイントで講義、
学生は、パワーポイントで卒論発表。
そこに教員、学生がいるかどうか・・・
それが非常に重要です。
私はこれをみて考えました。
コミュニケーション能力って・・・ [プレゼン]
企業が、新卒学生に求める能力として、
「コミュニケーション能力」を上位に挙げます。
でも、
学業成績は優秀でも、
無口でおとなしい学生、
口べたな学生、
人前で話すことが苦手な学生たちがいます。
彼ら彼女らが、
ダンスや楽器演奏で人を感動させる能力があったなら・・・・
地道に仕事をしてその立派な成果を上げるとしたら・・・・
企業の人事担当者が言う「コミュニケーション能力」とは、
仕事の成果や客先でのプレゼン能力、
例えば、パワーポイントを用いて立て板に水のごとく話すような能力でしょう。
でも、それは違います。
相手を感動させる能力こそ、
「コミュニケーション能力」です。
それが理解できない人事担当者は、
上司の言うことを聞いて黙って働くサラリーマンを理想とする時代遅れのサラリーマン。
あなたの会社は、どうですか?
この本の著者は私ではありませんが・・・ [プレゼン]
この本を読んでも・・・・ [プレゼン]
その人に中身が無ければ、
会話が途切れなくても、
面白くない。
日本の経営者と話していて、思うこと。
話が面白くない。
これは、日本人の課題でもあります。
What did for love コーラスラインより [プレゼン]
先日、ある会社の新人発表のプレゼンの指導をしました。
その時の感想。
「どこに君がいるの?」
「何をしたのではなく、何を感じたかだ。すべてはそこから始まる。」
「現場の人の安全を守るための仕事なのに、君のプレゼンには”人”が全く出てこない」
「答えはあるのでも、求めるのでもない。自分で答えるもの。」
・・・・・・こういうことを日本企業、大学では教えませんね~
新人社員や大学生を教える人たちが自分と向き合う作業を通じて、人に何かを伝える努力をしていない。
仕事だからやっている、
卒論・修論だからやっている、
そんな感じ。
だから、伝わらない。
わたしは、このミュージカルのことを思い出しました。
新人発表にあたり、「問題は現場で起きてるんだ! 会議室じゃない!」 [プレゼン]
3月です。
この時期、各企業では新人期間の終了にあたり新人発表があります。
入社1年、2年の成果発表会です。
このプレゼンに臨む若手社員へのアドバイス。
多くの場合、このプレゼンの流れは、
「問題提起」→「対策」→「効果」→「今後の展開」でしょう。
上司のチェックを受け、無難な展開。
心が動きません。
なぜでしょうか?
あなたの言葉が無いからです。
新人期間に感じたことを自分の言葉で表現して欲しい。
この自分の言葉を探す作業は、地味で地道で時間がかるものです。
これをやらないで、プレゼンの本に書いてあるような理想を追うべきではありません。
うまく話したり、笑いをとる必要もありません。
あなた自身の言葉で話せば、
大切なことが社長・役員を含む上司、先輩や新人仲間に伝わります。
もし、自分の言葉が見つからないなら、
現場に行こう!
そこにあなたの言葉があるはずです。
会議室やPCのパワーポイントのシートにはありません。
現場で世話になったり、怒られた人に思いを馳せれば、その言葉は見つかります。
「おとうさんのチャーハンが食べたい」 [プレゼン]
大切なメッセージは最初に。
キーフレーズ「お父さんのチャーハンが食べたい」を冒頭で言い、
ストーリー展開していく。
これは、ビジネスプレゼンでも活用できる方法です。
でも、なかなか実践されません。
その理由は、ただ一つ。
大切なメッセージを明確にできていない、
いや、しようとしない怠慢です。