SSブログ

バンコクからの帰国便のなかで・・・ [日常の戯言]

ANA羽田行き機内の隣には、


日本人老夫婦が座りました。


座席を探すのに苦労した様子。


座席に置かれた毛布や枕、


手荷物の置き場にも苦労。


ベルト着用、TVモニターの操作、座席リクライニングも。


飛行機の旅に不慣れな様子。


私は、これらを助けました。


お二人は、バンコク駐在の息子家族を訪問しての帰途。


羽田到着後、


ANA国内線乗り換えで鹿児島まで帰るとのこと。


私は、


バンコクで預けた荷物の受け取り、


検疫、入国審査、税関申告に関しても相談を受けました。


バンコクで息子さんが、「これを検疫、税関で見せればいい」と、


LINEで送った”Visit Japan”の各種申請画面のスクリーンショットを見せてもらいました。 


しかし、スマホの”Visit Japan”を操作できない様子。

(二人は、”ビレッジ ジャパン”と呼んでいた。)


さらに、羽田到着後、鹿児島行きの出発まで時間的余裕がないことが判明。


羽田到着後、


スマホの”Visit Japan”を操作し検疫を通過、


顔認証で入国審査、


バンコクで預けた荷物を引き取りスマホの”Visit Japan”を操作し税関を通過、


到着の第3ターミナルから国内線第2ターミナルへの移動、


そして、国内線チェックイン。


このプロセスは、不慣れな老夫婦には難儀。


私は、言いました。


「では、私がお供します。第2ターミナル行きのバス乗り場まで。安心してください。」



羽田到着後、


機内英語アナウンス、(乗り換えの非日本人乗客を座らせるため)



「日本入国の乗客からおりてください。」を受けて、


お二人に降機を促し検疫へ進みました。


検疫ではファーストトラックに並び、


係員に事情を話し二人のスマホを確認するよう依頼し無事通過。


入国審査の顔認証も同様、係員に依頼。


そして、


荷物受け取りでは、


ANA係員にANA国内線乗り継ぎ客で時間余裕ないことを説明。


その係員に以降のサポートを依頼しました。


荷物が出てくるまでの間、


その奥さんは、スマホでバンコクの息子を呼び出し、


私は息子さんから「大変お世話になりました。」と感謝されました。


めでたしめでたし。


でも、


その奥さんが持ってたスマホは最新式の5G対応、


息子さんと話したのは、電話回線ではなく、LINE。


世の中、デジタルディバイドだらけ。


この老夫婦は、無事に鹿児島に着いただろうか・・・


これまで、


世界中を飛び回ってきたけど、


私は、両親を海外旅行に連れていけなかった。


そんな思いがつのった帰途でした。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。