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8.12 あの日から、時は流れ・・・ [日常の戯言]

37年前の夕方のこと。


私は、未だに覚えています。


17時ごろ、西日が差すワセダの鋳研を出て、


横浜駅前のヨドバシカメラのTVでその一報を聞きました。


JAL123便の墜落事故。


520名の乗客乗員が亡くなりました。


当時は、携帯、スマホ、インターネットも無い時代。


そして、今。


スマホ、パソコン、ネット、AIのデジタル時代。


Screenshot_20220806_170320.jpg

飛行中の航空機の位置情報がリアルタイムで分かる時代。


中国軍による台湾周辺での軍事演習のおかげで、


羽田発バンコク行きNH847が台湾周辺を回避するため、


大きく迂回してることが手元のスマホで知る時代。


このような送られてくる大量のデータの中で、


運航関係者は、


自らの五感で安全運航に努めているだろうか?


安全は、マニュアル遂行だけで達成はできない。


マニュアルには載らない現場のノウハウが必要不可欠。


パイロットは、天候を感じているか? 


これから操縦する機体をその目で見ているか?


フライトデッキの後部に乗客がいることを感じているか?



整備士は、五感を働かせて飛行機を整備しているか?


飛行機の色、匂い、音、手触り・・・



客室乗務員は、乗客や機内の異常を意識しているか?



運航管理者は、毎日、空を見ているか?


モニターのデータだけでなく、現場の状況を把握しているか?


その便の各種データの背景をみているか?



安全運航、定時運航という品質は、


「設備・機械」、「技術」、「人」で構成されています。


特に、「人」。


最後は人とは言うけれど、


なかなか実体験できない。


その気にならない限り体験できない。


現在、JAL社員の2%しか御巣鷹山の事故を体験していないそうです。


今日も明日も安全運航で!

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