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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに出撃します

 

今年のGWはクラシック音楽に浸ります。4/29-5/1朝から夜遅くまでクラシックのコンサートに連ちゃんで参加。東京フォーラムで、17回のコンサート。一回あたり約2000円以下かつ1時間以内に終了。

演目に関する予備知識はまったくありません。場当たり的に聴きます。感じることが大切じゃないかと。曲の背景や作曲家の知識など不要、まず、多く聴いて何を感じるかを大切にしたい。これって、言葉やスキーの習得にも通じるものがあるようです。

著名なバイオリニスト アイザックスターンが若い音楽家にレッスンするTV番組がありました。その中で、彼が熱く語っていたことに、「感じるんだ。バイオリンを弾くことより、伝えたいものを口で表してごらん」がありました。最近気になることばに、「・・・・は、・・・・・ということ」、「・・・・とは?」があります。これって、最初に物事を定義しちゃって、広がりありませんよね。

たとえば「ピタゴラスの定理はC*C=A*A+B*Bということ」、「ピタゴラスの定義とは?」って本質的なことではない。大切なのはその背景を感じることができるか?この国の学校の勉強は、「・・・・は・・・ということ」、「・・・・とは?」の定義を覚えることがほとんど。この「・・・・」は既知の知識なんです。明治維新以降、この国の学制は、欧米に追いつくための知識の普及と農民を規律ある統制取れた兵隊にするためにつくられたようなもの。太平洋戦争後は、経済戦争に勝つためにこの学制が温存されちゃった。だから、すぐに「・・・は・・・・である」調で説明する癖があります。日本人は。音楽も「ベートーベンの・・・・は・・・」、「交響曲は、・・・・・である」、「ソナタとは・・・・」、「クレッシェンド、デクレッシェンドとは?」、「この曲は変ロ長調である」の授業が多く、音楽を感じ、演奏し、楽しむのが不得意ですよね。

感じないものは伝えることはできない。だから、うまくプレゼンできない、教えられない、伝えられないときは、実は、”あなたが感じでいない”からなんです。分かりやすく説明できる人って、「感じてるんです」。だから、伝えることができる。

平日の昼間、横浜のおみなとみらい地区で警察音楽隊の街頭コンサートがありました。抜けるような晴天、暖かい陽光に包まれていました。その楽隊のまん前に小さい男の子が立ってました。彼は楽器の音の直撃を受け手拍子を打ってました。こういう音楽を感じる瞬間って大切。美術館でもすごく大きな壁画の前で立ちすくんでいる小さな子を見たことあります。曲や絵の説明をする必要はないんです。感じることが重要。大人が有名な展覧会に行くと、やたら能書きばかり気にしてますね。

かつて学部のころ長期滞英中、何回も行きました。何の曲を聴いたか忘れたけど、たくさん聴いた。安かったし、student stand- byという学生向けに、開演直前にあまった席が安く販売されるシステムあり。だから、S席なんか余ってると1000円くらいで買えました。今回、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに行くのも安いからです。

クラシックでもなんでも音楽は字のごとく、音を楽しみましょう。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの期間中、有楽町界隈では街頭無料コンサートがあるようです。いい天気に恵まれますように・・・・

また、4/29は米国版Shall we dance?の公開日、これにも行く予定ですが、時間が取れるかどうか?

ということで、GWはスキーにはいけません。

 

 

 


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