英語と奮闘中のひなた。


自分を奮い立たせる何かが必要。


そして、


「お前が鍛錬し、培い、身につけたものはお前のもの。決して奪われることのないもの。」


の老師に言葉をよりどころに、


続ける英語の勉強。


カムカム英語を出発点に、


何回聴いても分からないし、


単語もすぐ忘れるし、


会話すれども言いたいことを言えず、


格好悪いし、


先が見えない、


長い、長い暗闇。


でも、


その暗闇で探した言葉や言いたかったことは、


暗闇を抜けると、


必ず見えてくる。


暗闇での鍛錬が新しい世界へ導き、


遠い昔の夢や憧れ、


忘れかけた思い、


自分でも思わなかったところへ。


さらに、老師の最後の指南、


「そなたが、鍛錬し、培い、身に着けたものは、そなたのもの。一生の宝となるもの。されどその宝は、分かち与えるほどに輝きが増すものと心得よ。」


暗闇を抜けても、さらなる挑戦へ奮闘の日々。


そんなとき、


暗闇の中で探した言葉を話す機会は、


必ず来る。





ひなたは言えた。


あの時、言えなかったことを。


あなたは、ひなたのようになれるか?


所詮TVドラマだから実際は無理か?


いいえ、なれます。


暗闇でしか見えないもの、


暗闇でしか聞こえぬ歌、


を知ればなれます。


私は、


カムカムエブリエヴリバディーを最後まで見て、


自身振り返って、


その結論に至りました。